Mac に惚れ込んだ Windows ユーザのための
What's Up!?

更新履歴

2008/8/16
「Max OS X への道」を追加。
2008/4/1
独自ドメインでリニューアル。
Leopard ライクなドック背景の紹介を追記。
Safari 3.1 へのリンクを追記。
2007/8/14
Macに惚れ込んだWindowsユーザのための Mac 開始。
Operation "Leopard"

レオパルド化計画

以前、WindowsBlinds というソフトウェアを使ってウインドウズをマックライクな外観に変える方法をまとめたが、シェアウェア登録しなければスクロールバーを変えられないというのがネックだった。また、アイコンを変えるために使った IconPackager も30日間の試用期間以降も使うにはシェアウェア登録が必要だった。できればこうしたカスタマイズにはおカネを払いたくないというのが人情だ。
そこで今回は、WindowsBlinds も IconPackager を使わず、デスクトップテーマとフリーソフトを使ってかなり良いところまでマックライクにカスタマイズする方法を紹介しよう。つまり、無料だ。やった!ついでに Max OS X らしいドックの背景と、Leopard で採用されたスタックを追加する方法も合わせて紹介する。より一層マックライクに、それもおカネをかけずにできてしまうというわけだ。
ちょっとした作業だけでここまでレオパルドに近づける。しかも無料で。野暮なウインドウズの GUI などおさらばだ。

1. タスクバーを上に移そう

タスクバーを上に移そう まずはタスクバーの移動からだ。マックでは画面上に位置しているのに対し、ウインドウズでは画面の下に置かれている。これを移動させるのは実は簡単。左の画面のように、タスクバーのどこでもいいのでマウスを持って行って[右クリック]→[タスクバーを固定する]のチェックを外そう。そうするとタスクバーをマウスのドラッグ&ドロップでデスクトップの上下左右好きな場所へ移動できるようになるので、迷わず画面上方へ押し付けてしまおう。そして再度タスクバーの上で[右クリック]→[タスクバーを固定する]にチェックを入れる。これでタスクバーの移動は終了だ。

2. ドックを追加しよう

Mac OS X ではドックと呼ばれるランチャーが用意されている。実際の Mac で触ったことがある方は判ると思うが、このドックは見た目もスタイリッシュながら使い勝手もかなり良い。よくあるランチャーはデスクトップにあるとだんだん邪魔になってきたりするが、Mac のドックは動きが美しいせいもあってか邪魔にならないのだ。ウインドウズでこのドックを再現させるソフトウェアを紹介しよう。Stardock ObkectDock である。
ObjectDockをダウンロードする ObjectDock をダウンロードする
このソフトも全機能を使おうとするとライセンス料が発生するシェアウェアだが、なんとお試し版どころか試用期間設定無しの無料版が存在する。しかも基本的な機能やスタイリッシュな動きを手に入れるにはこの無料版で十分なのだ。リンク先で Free 版の「Download」ボタンをクリックして早速スタイリッシュなドックを手に入れよう。
ダウンロードが終わったらインストーラを起動させよう。すぐに画面下にドックが現れるはずだ。デフォルトではあまりなじみの無いアプリケーションや Google 検索、天気予報などのアイコンが登録されているが、使わないものはとっとと外してしまおう。いらないアイコンをドラッグしてドックの外でドロップするだけだ。アイコンがボンッと煙をたてて消える。こんなアニメーション効果も他のランチャーではそうそう目にすることは無いお茶目な遊びの部分だ。いらないアイコンを消したら、次はよく使うアイコンを登録してカスタマイズしよう。登録したいアプリケーションのアイコンをドックにドロップすればいい。
ドック用のアイコン(PNG 画像) をダウンロードする
ObjectDock には ICO 形式のアイコンでも登録できるが ICO 形式のファイルでは解像度が低いので拡大表示させた時、見た目に美しくない。そこでドックに登録するアイコンを少なくとも 120x120px 程度の PNG 形式のファイルに置き換えておこう。
ObjectDock用アイコンを探す これも WinCustomize でたくさん手に入れられる。大抵はアプリケーション毎に揃っているので、「adobe」とか「player」なんていう言葉で検索すると欲しい画像にたどり着きやすいだろう。
Dockのアイコンを設定する ダウンロードしてきたお気に入りの .png 画像をドックに登録したアイコンに次々と適用していこう。やり方は簡単。ドック上のアイコンを右クリックして「Dock Entry Properties...」を選ぶ。アイコンの登録情報を変更できるウインドウが開くので、「Change Image」ボタンを押して好きな .png 画像を選択すればいい。
さて、これでアイコンは美しくなった。次はドックの背景に手を入れよう。ObjectDock は確かにスタイリッシュなのだが、デフォルトでは Leopard ライクな背景が入っておらずイマイチだ。そこで、レオパルドな ObkectDock 用のスキンを手に入れてこよう。
Leopardな背景をダウンロードする OS X Leopard Dock Pack
TSAElement 氏による作品。とても良くできている。ダウンロードして解凍すると出てくる Leopard フォルダを下の場所にコピーすればいい。
C:\Program Files\Stardock\ObjectDock\Backgrounds
ドックの設定画面の 「Appearance」-「Background」で Leopard な背景を選択できるようになる。
レオパルドなスキンをまとったドック ここまで終わるとこんな感じ。すっかりレオパルドなドックが出来上がった。
このドック、Mac の世界では標準装備だが、ウインドウズの世界では見る人見る人とにかく驚いてくれるのでちょっと気持ちもいいのだ。スタイリッシュさを演出する上で非常に効果的なのでさりげなく見せびらかしてみよう。

3. ドックにスタックを追加しよう

レオパルドではドックにスタックという機能が追加された。アプリケーションやファイルなどよく使うものをまとめたフォルダごとドックに登録できるもので、ドックが窮屈になってきた時やダウンロードファイルに一発でアクセスできるようにしたりする時に便利だ。ObjectDcok にこのスタック機能を追加しよう。
Stacks Docklet をダウンロードする Stacks Docklet by Matias Moreno
何語だかわからないが、とにかく左のメニュー「Descargos」の中の「Stacks Docklet」をダウンロードしよう。「Descarga」をクリックすれば良い。ZIP ファイルがダウンロードされるので解凍しよう。
StackDockletフォルダをコピー 解凍して出てきた StackDocklet フォルダは下の場所にコピーしよう。
C:\Program Files\Stardock\ObjectDock\Docklets
これでもうスタックをドックに追加できるようになった。
Stackを追加する スタックの追加方法は至って簡単。ドックのどこかを右クリックし「Add」-「New "Stack" Docklet」を選択するとドックに新しいスタックアイコンが追加される。スタックの実体はフォルダへのショートカットなので、使うにはまずスタックに対象となるフォルダを指定してやらねばならない。スタックアイコンを右クリックして「Dock Entry Properties...」を選ぶ。
Stackを追加する スタックのプロパティが表示されるので、このスタックにあてがいたいフォルダを指定する。「Mode」はレオパルドのスタックと同じく「Fan」または「Grid」が選べるのでお好きな方をどうぞ。
Stackを追加する Fan と Grid の場合を試しに並べてみた。どちらもレオパルドと同じようにニョキッとドックから飛び出してくるアニメーションがサポートされていて素敵だ。Fan にするとアイコンの解像度が足りないためか絵として美しくない。この辺はウインドウズの限界だろう。Grid なら絵の乱れもほとんどない。

4. レオパルドなデスクトップテーマで一気にマックライクに!

ウインドウズの見た目をマックライクに変える方法として今回はデスクトップテーマを使う。ウインドウズは標準ではデスクトップテーマの追加や修正を許していないが、これを可能にするパッチがあるのでまずこのパッチ Universal UXTheme Patcher をインストールしよう。
FlyakiteOSXへアクセス FlyakiteOSXのサイトへアクセス
ちょっと独特のインターフェースのサイト FlyakiteOSX へ行く。最初にログオン画面が出てきて「Enter your name」なんて聞いてくるのでちょっと驚くが、入力する文字は何でもいい。適当に入力して Log in アイコンをクリックしよう。
FlyakiteOSXをダウンロード しばらくするとマックのデスクトップのような画面が広がる。なかなか凝っていてその辺をクリックして遊ぶだけでも楽しめるサイトだ。適当に遊んだら、上のメニューバーから「Downloads」-「FlyakiteOSX」を選択しよう。Universal UXTheme Patcher もメニューにはあるが選択してもエラーが表示されるだけ。
FlyakiteOSXをダウンロード ダウンロードサイトがいくつか表示されるので好きなところを選んでクリックしよう。日本からはどれも遠いサーバーのようなのでどこでも同じだろうが、もし選んだサーバーが極端に重いと感じたら別のダウンロード先を選んでみてもいいだろう。EXE ファイルがダウンロードされるので、これをダブルクリックしてインストールしよう。
Universal UXTheme Patcherを選ぶ インストールはウィザードが走るので Next を押し続けていけばいいのだが、二ヵ所だけ注意するところがある。ひとつめがインストールするアプリケーションの選択だ。FlyakiteOSX は実にたくさんのアプリケーションの集合体になっているのだが、今必要なのは Universal UXTheme Patcher だけ。これは System Files の下にリストされているので、他のチェックボックスは空のまま、Universal UXTheme Patcher にだけチェックをいれておく。
アイコンサイズを選ぶ もう一ヵ所は Extra Options のアイコンサイズの選択だ。デフォルトのまま 48x48 にしておく。ヘタに変えないように注意しよう。後は Next を押していくだけでいい。インストールが終わったら PC を再起動する。これでデスクトップテーマを追加できるようになった。
Leopardライクなデスクトップテーマをダウンロードする レオパルドなデスクトップテーマ
ではいよいよレオパルドなデスクトップテーマをダウンロードしてこよう。deviantART には様々なデスクトップテーマが投稿されている。ここにある Leopard X by kspudw が今回お勧めなテーマだ。画面左にある「Download」をクリックしよう。
Themeをコピーする rar 形式のファイルがダウンロードされるので、解凍し出てきた X フォルダと Leopard X.theme ファイルを下のフォルダへコピーする。
C:\WINDOWS\Resources\Themes
なお、rar 形式のファイルを解凍するには Lhaplus がお勧めだ。無料の解凍ツールだし使い勝手も良い。
Leopard Xテーマを選択する 後は画面のプロパティを開いてみると、テーマに「Leopard X」が表示されるようになるので、これを選択して適用しよう。効果音、カーソル、壁紙などが一気にレオパルドな感じに変わるぞ。なお、先の X フォルダの中に Aqua、Space の壁紙が入っているので、好みに合わせて好きなものを使おう。
Leopard Xテーマを適用したデスクトップ 壁紙に Space を使ったもの。一気に見た目がレオパルドになったのが判るだろう。この絵だけでは伝わらないが、各種カーソルも効果音もマックそのものなのだ。
なお、ファイルやフォルダのアイコンはテーマの変更だけではこうならない。この絵は後述の方法で各種アイコンをカスタマイズしてあるので注意。

5. Styler を使ってよりレオパルドに近づける

テーマの適用だけでもレオパルドな雰囲気にはなったが、フォルダのメニューやウインドウに付く影など細かなところでマックらしくない部分が残っている。次はこうした部分に手を入れて一層レオパルドな感じにしていこう。
Stylerをダウンロードする Stylerをダウンロードする
使うのは Stylerというソフト。エクスプローラや IE のメニューバーのカスタマイズやウインドウシェードなど細かなカスタマイズを可能にするフリーソフトだ。ダウンロードしてインストールしてしまおう。ウィザードに沿って進めて問題ない。
レオパルドなスキンをダウンロードする Stylerのスキンをダウンロードする
Styler のインストールが終わったら次は使うスキンを手に入れよう。これも diviantART のサイトに様々な種類のレオパルドライクなものがあるので気に入ったものを使うと良いだろう。ここでは *iscool69氏による is Leopard_Styler スキンを使ってみる。
スキンのファイルをコピーする diviantART からスキンファイルをダウンロードしたら、下のフォルダへコピーしよう。
C:\Program Files\Styler\TB\skins\Styler's
これで Styler からこのスキンを使うことができるようになる。
Stylerでis Leopardを適用する Styler を起動して、「ツールバー」タブから適用したいスキンを選んでダブルクリック。これで好みのスキンが適用される。他のタブの中には細かいカスタマイズを可能にする項目が並んでいるので、これもまた好みの設定にしてみよう。Styler を使えばウインドウ周囲に影を落とすこともできるぞ。
Stylerでレオパルドライクに こうしてできたのがこのページの冒頭で載せたこの絵だ。完全に Mac OS X と同じとはいかないものの、かなりのところまで見た目を近づけることができたと思う。

6. アイコンをカスタマイズして完成!

最後にアイコンのカスタマイズ方法をちょっとだけ紹介しよう。ウインドウズのアイコンをカスタマイズする方法はいろいろあるが、できるだけ多くの種類のアイコンを一括して管理・カスタマイズできるソフトである IconSetXP をお勧めしたい。IconPackager と違ってフリーソフトなのがさらに良いところだ。
IconSetXPをダウンロードする IconSetXPをダウンロードする
各種アイコンを手軽に一括管理できるフリーソフト、IconSetXP。ダウンロードして解凍するだけ。インストーラは無い。使い方は説明も要らないほど簡単なので割愛するが、事前に .ico ファイルを用意しておき、様々なアプリケーションやユーティリティに対して一つ一つ適用させていけばいい。
アイコンのダウンロード
アイコンはインターネットのどこにでも落ちているが、WinCustmize で探すとてっとり早い。右上の検索窓で「Mac」とか「Leopard」などと打ってみるといろいろ出てくるので好きなものを使ってみよう。本サイトの絵で使われているアイコンのほとんどが WinCustomize からダウンロードしたものだ。アイコンをカスタマイズするとますますあなたの PC がマックらしくなっていくので、ここは手を抜かずじっくりと時間をかけて良いアイコンを探してみてほしい。